S22 ジガルデ軸 最終137位/2024
S22お疲れ様でした!
今回はS22にて最終137位/2024を達成したので構築を紹介したいと思います。
【使用構築】
【個別紹介】
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ジガルデ
性格 わんぱく
持ち物 たべのこし
特性 スワームチェンジ
実数値 213-121-176-*-118-128 (50%F時)
321-121-176-*-118-118 (PF時)
努力値 H236 A4 B148 D20 S100
技構成 とぐろをまく サウザンアロー みがわり まもる
【調整意図】
H:16n+1
A:端数
B:11n
S :準速75族(S127)抜き (50%F時)
禁伝枠の中でも特に耐久が高く、「とぐろをまく」であらゆる物理ポケモンを起点にすることができ、「どくびし」との相性が非常に良いため採用しました。
最初はHDベースでPF時に無振りサンダーの「ぼうふう」を「みがわり」が耐える調整で使用していましたが、終盤に日食ネクロズマが増えていたこともありHBベースに変更しました。
HBベースに変更したことによりナットレイやテッカグヤを起点にしやすくなったり、日食ネクロズマに対して安定するようになりました。
「まもる」の枠は「へびにらみ」との選択ですが、ドヒドイデの「どくびし」展開と「たべのこし」との相性を考え「まもる」を採用しました。
また、受け構築を使っていると、こだわり系のアイテムを持ったポケモンに崩されやすいので、「まもる」で相手の技を確認してから安全に裏のポケモンに引けるのも強かったです。
性格 わんぱく
持ち物 おおきなねっこ
特性 グラスメイカー
実数値 177-150-176-*-115-103
努力値 H252 B196 S60
【調整意図】
H:16n+1
B:11n
S:準速50族(S102)抜き
地面とドラゴンの一貫を切るために採用しました。
グラスフィールドを展開することにより、「じしん」の威力を半減でき、構築で重いマンムーや霊獣ランドロス、そして「こだわりハチマキ」を持ったガラルヒヒダルマを受けやすくなりました。
「おおきなねっこ」はジガルデに「たべのこし」を持たせているため採用しました。
また、回復量が1.3倍になるため、「やどりぎのたね」や「ウッドホーン」との相性が良く、「みがわり」+「まもる」でカプ・ブルルより遅いポケモンをはめる展開が強かったです。
しかし、「みがわり」を採用したことで、「マジカルシャイン」が欲しい場面も多くあり、「みがわり」を採用しているドラパルトに対して何もできないのが難点でした。
性格 ずぶとい
持ち物 くろいヘドロ
特性 さいせいりょく
実数値 157-*-224-73-163-55
努力値 H252 B252 D4
技構成 ねっとう どくびし トーチカ じこさいせい
【調整意図】
H:振り切り
B:振り切り
D:端数
構築の要であり、ジガルデの苦手な氷、フェアリーを受けるために採用しました。
今回の構築では「どくびし」を撒いて「みがわり」や「まもる」でじわじわと相手のHPを削るのがコンセプトのため、全てのポケモンに「みがわり」や「まもる」を採用しました。
「どくびし」を撒けた試合では有利な展開になることが多かったですが、ムゲンダイナ軸や毒タイプがいる構築では「どくびし」が解除されてしまうため不利な展開になることが多かったです。
ラッキー
性格 ずぶとい
持ち物 しんかのきせき
特性 しぜんかいふく
実数値 325-*-62-55-133-95
技構成 ちきゅうなげ ちいさくなる みがわり タマゴうみ
【調整意図】
B:振り切り
D:C222カイオーガの雨下「しおふき」が乱数2発 (9%)
特殊ポケモン全般を受けるために採用しました。
ダイマックスがなくなり、「ちいさくなる」が活きる場面が多かったですが、運に左右されることが多く、安定しませんでした。
しかし、「どくびし」との相性を考えると、この型が一番強いと思います。
ヌオー
性格 わんぱく
持ち物 ゴツゴツメット
特性 てんねん
実数値 201-105-150-*-87-55
努力値 H244 B252 D12
【調整意図】
H:奇数を維持してなるべく高く
B:振り切り
D:端数
ザシアンを受けるために採用しました。
基本的にはザシアン軸にしか選出しませんが、ザシアン軸にはゴチルゼルが多く採用されており、キャッチされたらそのまま負けになる展開が多かったので、持ち物は「ゴツゴツメット」ではなく「きれいなぬけがら」を持たせた方が良かったと思います。
性格 おだやか
持ち物 ひかりのこな
特性 シンクロ
実数値 201-*-130-80-198-89
努力値 H244 D236 S28
技構成 イカサマ ねがいごと みがわり まもる
【調整意図】
H:奇数を維持してなるべく高く
D:C217黒バドレックスのC+2「ドレインキッス」を確定3発
S:下降補正ありのS4振り日食ネクロズマ(S88)抜き
黒バドレックスを受けるために採用しました。
「ひかりのこな」はワンチャン避けてくれたら良いな程度の感覚で持たせましたが、活きる場面がなかったので、ヌオーから「ゴツゴツメット」を取って、ブラッキーに持たせた方が「ドレインキッス」を採用している黒バドレックス相手に安定したと思います。
「みがわり」は「どくびし」との相性を考えて採用しましたが、「ねがいごと」+「まもる」だとウーラオスが出てきた時に「まもる」を選択できず回復できなくて困ったので、「みがわり」の枠は黒バドレックスに受け出した時に即時回復できる「つきのひかり」を採用した方が良かったと思いました。
【選出パターン】
基本選出
++@1
ドヒドイデで「どくびし」を撒いて、ジガルデで詰ませるような立ち回りをしていました。
ザシアン軸 【不利】
++
普通のザシアン軸には有利寄りですが、ゴチルゼル入りや「みらいよち」を採用しているポケモンがいると不利でした。
日食ネクロズマ軸 【普通】
++
ジガルデをHBにしたことで安定はしましたが、日食ネクロズマ軸の取り巻きがきつかったです。
特に残飯ドラパルトやカプ・レヒレなど
ムゲンダイナ入り受けループ 【不利】
++
基本的にTODでHP総量勝負になりますが絶対に勝てないので、「どくびし」やジガルデで少しでも相手のHPを削るように立ち回っていました。
黒バドレックス軸 【普通】
++
黒バドレックスの「みらいよち」+鉢巻ウーラオスは無理ですが、それ以外なら「どくびし」を撒ければ有利な展開になりました。
カイオーガ軸 【有利】
++
カイオーガはこだわりアイテムや「とつげきチョッキ」を持っている場合が多かったので、「まもる」で技を確認したり、雨をからしながら立ち回っていました。
イベルタル軸 【普通】
++
「ちょうはつ」持ちのイベルタルはどうしようもないですが、それ以外なら有利な展開になることが多かったです。
ゼルネアス軸 【有利】
++
ラッキーがどれだけゼルネアスの技を避けれるかで勝率は変わりました。
先に「どくびし」展開ができていれば有利な展開になりました。
【最後に】
ジガルデは単体性能が高く、1-3から逆転できることがあるなど、強かったです。
しかし、構築が受けに寄りすぎて、ゴチルゼル対策が全然できておらず、マッチングしたら負けになることがほとんどでした。
ジガルデにはめちゃくちゃ可能性を感じているので、S23は最終2桁を達成できるように頑張ります!
ここまで読んでいただきありがとうございました!
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